「投資って難しそうだし、怖いし、ややこしい」
昔の僕は、完全にそう思っていました。
実際、FXに手を出して大きな損を出したこともあり、
「投資=ギャンブル」「自分には向いてない」という思い込みがずっと残っていたんです。
でも今では、夫婦で毎月20万円の積立投資を続け、将来に向けた資産形成が習慣になっています。
もちろん今でも「投資って難しいな」と感じることはあります。
でも、それでも前に進めるようになったのは、意識と行動を少しずつ変えていったからでした。
失敗から学んで変われた“3つのこと”
僕が「投資=難しい」という壁を乗り越えられたのは、
次の3つの変化があったからです。
■ ① 失敗をちゃんと分析して“自分に合う投資”に変えた
僕が最初に手を出したのは、FX(外国為替証拠金取引)でした。

少ない元手で大きく稼ごうとした結果、相場の波に振り回されて資金を溶かし、
「投資ってやっぱり自分には無理なんだ」と思い込んでいました。
でも少し時間をおいてから、自分の過去の失敗をちゃんと見直してみたんです。
- なぜFXで失敗したのか?
- 自分に合わなかったスタイルは何だったのか?
答えは明確で、僕には「短期的に値動きを追う投資」はまったく向いていなかった。
そこから勉強を始めて知ったのが、長期・分散・積立という投資の考え方でした。
一発逆転じゃなく、時間を味方につけて少しずつ育てる
→ それなら僕でもやれるかもと思えたんです。
この頃から「オルカン(全世界株式)」を軸に考えるようになり、
長期投資にシフトしていきました。
■ ② 家計を整えて“投資に回せる土台”を作った
「投資って大事だな」と思っても、お金を確保できなければ始まりません。
そこで僕が大きく動いたのが、保険の見直しでした。



“貯蓄型だから安心”と信じていましたが、よく見たら…
- 手数料が高い
- 途中で引き出せない
- 投資と保障のバランスが中途半端
という、モヤモヤだらけの内容。
そこで僕は思い切って…
- 積立保険を全額解約
- 必要な保障だけ残して、月3,000円の収入保障保険に切り替え
- 解約返戻金は特定口座に入れて、新NISA前にオルカンへ投入
この一連の判断は、今振り返っても
「自分で自分を後押しできた」大きなターニングポイントでした。
■ ③ 怖くても続けられる“仕組み”をつくった
今でも投資に対して「難しいな」「相場は読めないな」と思うことはあります。
でも、僕にはそれでも続けられる仕組みがあります。
✅ 毎月自動で楽天証券で積み立て
✅ 商品は「eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」
✅ 楽天カード+楽天キャッシュで月10万円ずつ夫婦で設定
✅ iDeCoは月1万円、銀行口座から自動引き落とし



投資をやめるのは簡単。でも、やめない仕組みがあるからこそ前に進めていると思っています。
まとめ:難しさを受け入れて“整える”ことから始めた
今でも投資は難しいと思っています。
でも、「難しいからやらない」ではなく、
「難しいけど整えればできる」に意識が変わりました。
僕が変われた3つのこと
- 失敗と向き合って、“自分に合う投資”に切り替えた
- 家計を整えて、投資に回せるお金を生み出した
- 怖くても続けられる仕組みをつくった
お金のことって、本当に感情が揺れるものです。
でも、自分なりに納得できる投資スタイルと習慣が整えば、
“投資=不安”から、“投資=安心感”へと少しずつ変わっていける。
もし今、同じような悩みを持っている方がいたら、
「知識より、整えることから始めてみる」
そんなアプローチもあるよと、伝えたいです。
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