
JUST KEEP BUYINGとは?
- 市場が上がっても下がっても、機械的に積立を続ける考え方
- タイミングを狙うより「買い続けることで平均取得単価を下げる」のが狙い
- ニック・マジューリの著書から広まった有名な投資哲学
要するに「相場は読めない。だから毎月一定額を投資し続けよう」というシンプルな戦略です。
複雑なテクニカル分析も不要で、誰でも再現できるのが強みです。
この考え方がFIREに強い理由
1. 相場を読むストレスから解放される
短期的な株価の上下に一喜一憂せずに済みます。
例えば2008年のリーマンショック、2020年のコロナショック。大暴落の後には必ず回復がありましたが、その過程を「次はどこで反発するか?」と考え続けるのは不可能。
JUST KEEP BUYINGなら、ルール通り積み立てるだけで済みます。
2. 複利効果を最大限に活かせる
投資は「やめないこと」が一番の武器。
複利は時間をかけるほど効いてくるので、途中で積立を止めてしまうと威力が半減してしまいます。
JUST KEEP BUYINGを徹底すれば、何十年先に資産が雪だるまのように膨らむのを体感できます。
3. FIRE後のキャッシュフロー設計に直結する
FIRE後は「配当+副収入」で暮らす計画を立てていますが、これは積立投資の延長線上にあります。
積立で習慣化した「買い続ける姿勢」が、そのまま配当ETFを保有し続ける姿勢に繋がります。
つまり、投資のリズムを崩さずにFIRE後の生活へ移行できるのです。
僕が感じた実体験のメリット
暴落を経験しても慌てない
僕が本格的に投資を始めたのはコロナショック後。
実際に大きな下落はリーマンショックほどの規模では経験していませんが、過去の事例や仮想通貨・FXでの暴落経験から「下がっても売らないマインド」を作っていました。
JUST KEEP BUYINGの考え方を知っていたからこそ、「むしろ安く買える」と前向きに受け止められました。
家計と投資を切り離せる
楽天カード×楽天キャッシュで毎月自動積立。
「給料が振り込まれたら勝手に投資されていく」仕組みを作ったので、家計と投資を意識的に切り離せるようになりました。
これにより、生活費を削って投資するという無理はなく、FIREに向けた投資が自然に続いています。
家族に不安を与えない
投資の話をあまりしないのは「家族に心配をかけないため」。
相場が暴落したときでも、僕の中では「買い続ける」と決まっているので冷静にいられます。
家庭を守る父親として、メンタルがぶれないことはとても大切だと思っています。
読者が今から実践できるポイント3つ
- 毎月一定額を自動積立に設定する
→ 人間の感情を排除し、システム化するのが一番。 - 「売らない」とあらかじめ決めておく
→ 相場が荒れたときに迷わなくなる。 - 投資先は安定した商品を選ぶ
→ JUST KEEP BUYINGは、あくまで「S&P500」や「オルカン」などの分散型・長期成長が見込める商品が前提。
個別株やレバレッジETFは、持ち続けると破産リスクがあるため要注意。
まとめ
- 『JUST KEEP BUYING』は「買い続ける」シンプルかつ最強の投資哲学
- リーマンショックやコロナショックのような暴落でも積立を止めないことが重要
- 相場を読まずに済むからメンタルが安定する
- 複利の力を最大限に発揮できる
- ただし、個別株やレバレッジ商品には適用できない点に注意
- 実践のコツは「自動化」「売らない」「安定商品を選ぶ」の3つ



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