投資初心者こそ知っておきたい「暴落時のマインドセット」実体験ベースで語ります
投資を始めたばかりの頃に一番怖いのが「暴落」ですよね。
評価額がどんどん下がっていくのを見て、怖くなって売ってしまい、あとで「あのとき売らなきゃよかった…」と後悔する。そんな経験談はSNSでもよく見かけます。
でも安心してください。
暴落は“いつか必ず来る”イベントです。僕自身もいくつかの暴落を経験してきましたが、「事前の心構え」と「売らない仕組み」を整えておくことで、初心者でもしっかり乗り越えることができます。
今回は僕の体験も交えながら、「暴落時のマインドセット」についてまとめてみました。

暴落は“悪”じゃない。むしろチャンスになることも
投資の世界では、暴落=悪いことのように見えがちですが、実はそうとも限りません。
歴史を振り返っても、暴落は必ず起こりますし、そのあとには必ず回復してきました。むしろ、資産を大きく増やせるのは、暴落後の“回復”フェーズだったりします。
だからこそ、「暴落は必ず来るもの」と割り切っておくことで、いざというときに冷静でいられるんです。
そして、これが意外と大事なのですが……
暴落が来たときに慌てる人ほど、“暴落は来ない前提”で投資していることが多いんです。
ちなみに、僕が普段から心がけている「メンタルを保つコツ」はこちらでまとめています👇
僕の暴落体験:FXと株式で身についた教訓
記憶に新しいところでは、「植田ショック」や「トランプ関税ショック」がありましたね。
どちらも保有資産が目に見えて減ったタイミングでしたが、僕はまったく動じませんでした。
でも、最初から冷静だったわけじゃありません。
僕が初めて“暴落”を経験したのは、FXの世界です。
当時はなんとレバレッジ888倍で取引していて、エントリーしてわずか1分でマイナス90万円になったこともあります。



しかも、ちょっと下がったらすぐ損切り → その後に上がって後悔、の繰り返し。
今思えば、完全に「感情で動く投資」をしていたんですよね。
でもその後、インデックス投資に出会い、長期目線で勉強するようになってからは、下がっても“売る”という発想すら出てこなくなりました。
直近のトランプ関税ショックのときも、他人事のように眺めている自分がいて、自分でも驚いたくらいです。
僕がメインで積立しているオルカン(全世界株式)については、こちらの記事で紹介しています👇
売らないために「仕組み」で備える
どれだけマインドを鍛えても、人間は感情の生き物です。
だからこそ、僕は「仕組み」で暴落を乗り越えるようにしています。
たとえば……
- 楽天証券で毎月自動積立を設定して、放っておくだけにする
- マネーフォワードで資産推移を見守るだけにする(操作はしない)
- 家族には「投資してる」としか言っておらず、あえて詳しい状況を共有しない
暴落のときに“家族の心配”が加わると、メンタルが一気に揺らぎます。
だから、あえて淡々とした距離感を保つようにしています。
僕の資産管理に欠かせない「マネーフォワードME」の使い方はこちらで詳しく書いています👇
また、ポイ活やクレカ支払いも自動化の一環として活用しています👇
僕が暴落時にやる“たったひとつの行動”
結論から言うと、僕が暴落時にやることは「何もしない」です。
積立は自動設定してあるし、余剰資金があれば迷わず買い増すだけ。
トランプ関税ショックのときも、下がっているのを見て追加投資しました。
僕にとっては、それが一番落ち着くし、あとから「やっててよかった」と思える選択なんです。
よく“暴落時は記録を取るといい”と言われますが、僕は特にやっていません。
でもブログを書くようになってからは、自然と「あとから振り返れる記録」になっていて、それがちょっとした安心材料になっています。
ちなみに、FIRE後に向けて検討している「配当ETF」も、暴落時の心の支えになる存在だと思っています👇
まとめ:初心者こそ「マインドセット」が武器になる
投資初心者のうちは、どうしても暴落に対して身構えてしまうものです。
でも、事前に備えておくことで、初心者でもしっかり乗り越えることができます。
- 暴落はいつか来ると知っておくこと
- 売らない仕組みを先に整えておくこと
- 行動は“何もしない”が最強であること
この3つが揃えば、あなたの投資はもっと長く、もっとラクに続けられるはずです。



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