【FIRE設計図#5】なぜ僕は「オルカン×VYM×楽天SCHD」という3本柱にたどり着いたのか

資産1億円でFIREを目指すなら、どんな配分で、どこから収入を得るか──
僕は、悩みに悩んだ末に「オルカン×高配当ETF×副収入」という形にたどり着きました。

目次

FIRE生活の“収入設計”をどう作ったか?

僕が目指しているのは、毎月30万円で穏やかに暮らせるFIRE生活です。
そのために用意している3本柱がこちら。

  • オルカン:4,000万円 → 年60万円(=月5万円)を取り崩し
  • VYM+楽天SCHD:6,000万円 → 年180万円(=月15万円)の配当
  • 副収入(月5~10万円):足りない月を補う“調整弁”

これで、年間240万円(=月20万円)の投資収入+副収入で生活費30万円に届く設計です。


1. オルカンは“育てながら取り崩す資産”

僕と妻は楽天証券で、eMAXIS Slim 全世界株式(通称:オルカン)を夫婦で月20万円積立中です。
この積立はFIREまで継続し、FIRE後は4,000万円分を保有している想定です。

オルカンは「育てる資産」ではありますが、僕の設計ではFIRE後に年60万円を取り崩す前提です。

つまり、完全放置ではなく、“ちょっとずつ使う”運用
これなら将来の成長も取り込みつつ、配当だけでは足りない月をカバーできます。


2. 高配当ETF(VYM+楽天SCHD)は“毎月を支える資産”

FIRE生活のメイン収入となるのが、高配当ETFからの分配金です。
配分はこんなイメージ:

  • VYM(バンガード・米国高配当株):3,000万円
  • 楽天SCHD(シュワブ米国配当株式を投資対象):3,000万円

この2つに年3%の利回りを見込むと、年間180万円(=月15万円)の配当が得られます。

さらに、配当月をずらすことで「毎月の安心感」も設計しています。

配当ありETF
1月
2月楽天SCHD
3月VYM
4月
5月楽天SCHD
6月VYM
7月
8月楽天SCHD
9月VYM
10月
11月楽天SCHD
12月VYM
1・4・7・10月は空白ですが、それ以外は2ヶ月ごとに安定して配当がもらえる設計。
“毎月ゼロではない”というのは、想像以上に心が落ち着きます。

3. 副収入は“調整する資産”。FIREに柔軟性を持たせる存在

生活費が月30万円なのに、配当+オルカンの取り崩しでは月20万円。
この差を埋めるのが、副収入(月5~10万円)です。

僕の場合は、ブログ運営や今後の小さな仕事で得られる収入を想定しています。

ポイントはここ👇

  • 「フルリタイア」ではなく「選んで働く」ことで、無理なく続けられる
  • 副収入があることで、暴落時の取り崩しを抑えられる
  • 年金や教育費、介護など“見えない支出”にも対応しやすくなる
副収入は、“FIREにグラデーションをつける存在”だと思ってます。

最後に|現実的には「この形」がちょうどいい

正直、「オルカンだけでいい」と思っていた時期もありました。
「配当だけで生活したい」とも思ったこともあります。

でも、FIRE後のキャッシュフローをシミュレーションし、
実際にモンテカルロ法でも成功率85%前後が出たとき──

ああ、これが“今の自分にとっての落とし所”なんだろうな、と感じたんです。

✅ 配当だけでは不安だけど
✅ オルカンだけでは現金が心もとない
✅ 副収入だけに頼るのも疲れる

だからこそ、「オルカン×VYM×楽天SCHD+副収入」という形が、
精神的にも設計的にも安定してFIREできる形だと今は思っています。

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