【FIRE設計図#1】生活費から逆算!月30万円で暮らすためのリアルな資産計画

FIREを目指すとき、「いくら必要か」ばかりが注目されがちですが、本当に大切なのは“暮らしから逆算すること”だと僕は思っています。

どう暮らすかが決まってないと、目標もブレるし、途中で不安になりますよね

この記事では、僕自身がどうやって「FIRE後の生活費=月30万円」を設計しているのか、その根拠や考え方を紹介します。


目次

暮らしから逆算するFIRE設計

僕がFIREに向けて意識しているのは、「無理しすぎない、でも持続可能な暮らし」です。

そのためにまずやったのは、理想ではなく、現実的な生活費をシミュレーションすること。

いきなり「年間300万円で暮らします!」みたいなことは言わず、現実的にいけそうなラインで設計しています。


月30万円の生活費、その内訳は?

僕がFIRE後に想定している支出は、以下のとおりです。

  • 住宅ローン:12万円(完済せず払い続ける予定)
  • 食費:8万円(家族3人、外食やおでかけも含む)
  • 光熱費・通信費:3万円
  • 日用品:1万円
  • 医療費:2万円
  • 旅行費:3万円
  • その他:1万円

合計:月30万円(年間360万円)

この金額設定にしている理由は、「今の生活から大きく無理せず、それでいてFIREとして成立する水準」だからです。

※家計管理にはマネーフォワードMEを使っていて、支出の見える化にとても役立っています。詳しくは別記事で紹介しています👇

FIREしても、家族との旅行や食事は楽しみたいですからね

必要資産額の見積もり:支出から逆算

この月30万円という生活費をもとに、必要な資産額を逆算しています。

例えば…

  • 年間支出:360万円
  • 安定した取り崩しができる利回り:4%(いわゆる4%ルール)

この場合、必要資産はおおよそ9,000万円となります。

ただ僕は、すべてを取り崩す方式にはしていません


僕の収入設計:配当中心+副収入

FIRE後の収入は、以下のように設計しています。

  • 投資からの収入(配当など):月20万円
  • 副収入(最低ライン):月10万円

合計で月30万円、ちょうど支出と一致する形です。

✅ 配当収入の根拠

僕の目標資産額は1億円で、そのうちの30%をVYM、30%をSCHDという形で配当ETFに6,000万円を充てる予定です。

この6,000万円が年利4%で回ってくれれば、年間の配当収入は240万円(=月20万円)となり、生活費の大部分をまかなえる計算です。

こういうふうに、「何%の利回りでいくら得られるか」を逆算しておくと、FIRE後の収入設計に安心感が出ます

残りの資産はオルカンなど成長型に回して、できるだけ取り崩さずに育て続けるという方針です。

オルカン(eMAXIS Slim全世界株式)は、僕が長期で信頼して積立しているメインファンドです。選んだ理由や積立方法は以下の記事で詳しく書いています👇


なぜ配当中心にしているのか?

理由はシンプルで、「暴落時にも安心して暮らせるから」です。

株価が下がっていても、配当金が入ってくれば“生活が止まらない”
逆に、成長株を取り崩すとなると、そのタイミングに左右されてしまう。

気持ちの安定って、FIRE生活にとってめちゃくちゃ大事です

僕が“暴落時でも売らない投資スタイル”を続けられている理由については、こちらの記事で詳しく語っています👇

こうした理由から、VYMや将来的にSCHDのような配当ETFを活用する予定でいます。

VYMについては、FIRE戦略における使い方やメリットを詳しく解説した記事もあります👇


FIRE設計において意識していること

  • 支出は“下げすぎない”。ストレスを抱えない生活を前提に設計
  • 固定費の把握とコントロールは必須(住宅ローン・通信費・保険)
  • 「旅行費・趣味費」はちゃんと確保しておく(ここ削ると人生がつまらなくなる)

FIREは「がまん大会」じゃないと思っているので、無理なミニマル生活は想定していません。


まとめ:FIREは夢じゃない、設計だ

FIREを現実のものにするには、「理想を語る」よりも「具体的に設計する」ことが大切です。

僕は、今の生活費から逆算して、月30万円生活が継続できる資産形成と収入構成を目指しています。

FIREに必要なのは、資産だけじゃなく“自分に合った暮らし方”の理解です

次回は、FIRE後の資産の「取り崩し方」や「配当ETFの活用」について、より具体的に紹介していきます!

SCHDについても、配当戦略の柱として注目しています。VYMとの違いや活用イメージは以下の記事で紹介しています👇

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