
FIREを目指す理由って、結局は「どんな暮らしをしたいか」に尽きると思っています。
僕にとっての理想の暮らし——それは、田舎で小さな平屋に住むこと。
朝は鳥の声で目覚めて、のんびりコーヒーを淹れて、畑をちょっといじる。
そんな丁寧な日々を、自分のペースで送るのがひそかな目標です。
これは単なる夢や妄想じゃなく、ちゃんと現実的な選択肢として考えている“暮らしの最終形”。
今日はそんなFIRE後のライフスタイルについて、僕なりの考えをまとめてみました。
FIRE後は、今の家にしばらく住んで“その後”を考える予定
我が家は持ち家です。住宅ローンも残っていますが、FIRE直後は今の家でのんびり暮らす予定です。
ただ、娘が巣立ったあとの未来を考えたとき、今の家は少し広すぎる。
そこで現実的な選択肢として浮かんでいるのが、「田舎に平屋を買う」というライフプラン。
例えば、地方の郊外や長野あたりなら、土地込みで1,000万〜1,500万円でも平屋が手に入ります。
今の家を売却すれば、その資金で買える可能性は十分にある。



なぜ“平屋”にこだわるのか?僕なりの3つの理由
1. 老後の暮らしをラクにしたいから
2階建ての家って、若いうちは気にならないけど、
将来足腰が弱くなったときに「階段の上り下り」って地味にキツいんですよね。
平屋ならワンフロアで生活が完結するし、掃除や洗濯もラク。
ムダな動線を減らして、将来の負担を軽くしておくのも立派な備えだと思っています。
2. 家族構成に合ってくるから
今は3人暮らしですが、娘が独立すれば夫婦2人。
もうそんなに広いスペースはいらないし、逆に掃除や光熱費がもったいない。
平屋であれば必要最小限の間取りにできるし、
リビングと寝室とワークスペースがあれば十分。
気持ちよく暮らせるサイズ感を大事にしたいと思っています。
3. 趣味や自然との相性が抜群だから
FIREしたら、自分の時間が増える。
だからこそ、「外で体を動かすような暮らし」をしたいんです。
- 家庭菜園で季節の野菜を育てたり
- 自分でウッドデッキを作ってみたり
- 外のベンチで本を読んだり
庭付きの平屋なら、そんな小さな夢も自然に叶います。



実は、これがFIREを目指す原点だったかもしれない
投資を始めた頃は、「資産1億円」や「利回り●%」ばかりを追いかけていました。
でも本当にモチベーションになっているのは、“どんな毎日を過ごしたいか”というイメージなんですよね。
都会の通勤ラッシュから解放されて、
静かな環境で、家族や自然に囲まれて暮らす——
そんな暮らしを、FIREという手段で実現したい。



平屋のコストや不安も、もちろん考えています
- 地方の医療体制は?
- 降雪地だと屋根の管理は?
- 車がないと不便かも?
…こうした不安があるのも正直なところ。
でも、「こういう選択肢がある」と思えるだけで、今を頑張れるという側面も大きいです。
まとめ:暮らしの理想像があると、資産形成に“意味”が生まれる
FIREはゴールじゃなくて、スタートライン。
その先にどんな暮らしが待っているのか?
それをイメージできるかどうかで、日々の積立や節約の“意味”が変わってきます。
僕にとっての理想は、田舎でのんびり過ごす小さな平屋暮らし。
数字ではなく、“心が整う空間”にお金を使いたいと思っています。



※関連記事
【FIRE設計図#1】月30万円で暮らすためのリアルな資産計画
→ 「FIRE直後の生活費や配当収入の考え方」は前回の記事でまとめているので、あわせてどうぞ。
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