FIREを目指し始めたとき、最初に考えたのは「どうやってお金を増やすか」でした。
でも、積立投資や家計の見直しを続けるうちに、もう一つ大事な問いに気づきました。
それは、「自分は何を優先して生きたいのか?」ということ。
今回の【FIRE設計図#4】では、僕がFIREに向けて見直してきた“人生の優先順位”について書いてみます。
これは資産形成と同じくらい、FIREに欠かせないテーマだと思っています。
「このままでいいのか?」と初めて思ったのは、子供が生まれたとき
結婚して、子供が生まれて、仕事にも慣れてきたある日。
ふと時計を見ると、いつも娘が寝たあとにしか帰れていないことに気づきました。

日々は慌ただしく流れていくけど、
気づけば「家族との時間」って、驚くほど少ない。
このとき、初めて“時間の大切さ”に気づいた瞬間でした。
削ったもの:出世欲と“もっと稼ぎたい”という焦り
昔は「出世したほうがいい」と自然に思っていました。
でもある時ふと、偉くなるほど“自分の時間”が減っていくような気がして。
もし役職が上がっても、今以上に忙しくなるだけなら、



そう感じてからは、「給与も今のままでいい」と思えるようになって、
出世や年収アップを目指す気持ちは、自然と手放せました。
関連記事もどうぞ:「収入より、自由な時間を優先したい」という話を深掘りしています👇
残したもの:家族時間と“選べる自由”
出世や収入アップを追わなくなってから、
代わりに僕が大事にするようになったのは、「選べる自由」でした。
- 娘と一緒に公園に行く時間
- 家族で晩ご飯を囲む時間
- 趣味のことを調べたり、のんびりする時間
どれも“お金を生み出す時間”じゃないけど、
こうした日々の積み重ねが、自分の満足感をつくっていると気づきました。
自分で選べる時間があるからこそ、節約も投資も頑張れる
FIREのゴールは「働かないこと」ではなく、
「誰かに縛られず、自分で選べる暮らし」を手に入れることだと思っています。
- 仕事するかしないかも、自分で決められる
- お金を使う・使わないも、自分で選べる
- 何をするか、何をしないかすら、自分で決められる



関連記事もどうぞ:未来の自分に投資する仕組み=積立投資をどうしてるか書いています👇
FIREを目指して「変わった価値観」
出世や高い年収を追わなくなって、
代わりに「家族との時間」や「自由に使える時間」が何より大切になりました。
支出も見栄ではなく、「自分にとって心地いいか」で判断するように。
ブランド物よりも、毎日を穏やかに過ごせる仕組みのほうが大事になった気がします。
おわりに:FIRE設計図って、お金の話だけじゃない
FIREを目指すって聞くと、資産運用とか節約とか、お金の話が中心になりがちです。
でも本当は、それだけじゃなくて、
「自分の人生にとって何が大切か?」という問いに向き合うことでもあると思うんです。
僕の場合は、出世や見栄よりも、
「自由な時間」「家族との時間」「自分らしくいられる暮らし」を選びました。



コメント