
楽天証券が提供する「楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(通称:楽天SCHD)」は、
米国の増配株に投資するETF「SCHD」をベースとした投資信託です。
この記事では、楽天SCHDの特徴・メリット・他ファンドとの違いを含めて、
“なぜ僕がFIRE後のポートフォリオに組み込んでいるのか”を実体験ベースで紹介します。
増配株ってなに?楽天SCHDの中身をざっくり解説
楽天SCHDは、米国ETF「SCHD(シュワブ米国配当株式ETF)」に投資するファンド・オブ・ファンズ。
構成銘柄は、連続増配・財務健全性・配当利回りなどを満たす米国の大企業100社。
✅ 代表的な構成銘柄(2025年時点)
- ブロードコム(AVGO)
- マイクロソフト(MSFT)
- ホームデポ(HD)
- コカ・コーラ(KO)
- テキサス・インスツルメンツ(TXN)
「高配当で終わらない」「じわじわ増配しながら成長も狙える」
そんな中身が、楽天SCHDの強みです。
楽天SCHDの基本情報(2025年7月時点)
項目 | 内容 |
---|---|
ファンド名 | 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド |
ベンチマーク | ダウ・ジョーンズ米国配当100指数 |
信託報酬(税込) | 年率0.1238%(2025年5月23日より引き下げ) |
分配金 | なし(自動で再投資) |
投資方法 | SCHD(ETF)へのファンド・オブ・ファンズ型 |



僕が楽天SCHDを組み込んでいる理由
SCHD(本家ETF)は日本では購入できないため、
FIRE後は楽天SCHDをポートフォリオに組み込む前提で設計しています。
これは「気になってるから買うかも」ではなく、
VYMと並ぶ高配当戦略の柱として、すでに配分比率にも組み込んでいる明確な判断です。
楽天SCHDのメリットまとめ
✔ 増配企業に分散投資できる
選ばれているのは「10年以上増配・財務健全・キャッシュフロー安定」のような企業。
配当が減らされにくい安心感があります。
✔ 分配金を自動で再投資
楽天SCHDは分配金を受け取らず、自動で再投資されるタイプ。
FIRE前の資産形成期においては、効率よく資産を積み上げるのにぴったりです。
✔ 信託報酬が低い(0.1238%)
2025年5月の見直しでコストが大幅に改善。
これなら長期でも安心して積み立てできます。
他ファンドとの比較(楽天SCHD/VYM/楽天VT)
比較項目 | 楽天SCHD | VYM(ETF) | 楽天VT(投信) |
---|---|---|---|
投資対象 | 米国の増配株100銘柄 | 米国の高配当株400銘柄 | 全世界の株式 |
分配利回り | 約3.5%(SCHDベース) | 約3.1% | 約1.5%前後 |
成長性 | 中〜高 | 中 | 高 |
分配金再投資 | 自動(投信型) | 手動(ETF型) | 自動(投信型) |
信託報酬 | 0.1238% | 0.06% | 0.1133% |



関連:FIRE後の配当戦略と楽天SCHDの役割
僕のFIRE設計では、配当ETFを次のように組み合わせて
年間240万円(月20万円)の配当収入を得ることを目指しています。
- VYM:30%
- 楽天SCHD:30%
- オルカン:40%
楽天SCHDは、この中で「安定して増配し続けるセクション」として期待を込めています。
まとめ:楽天SCHDは“地味だけど頼れる”FIRE後の柱
楽天SCHDは、
- 増配株100社に分散投資できる安心感
- 自動再投資型で効率よく資産を育てられる
- 信託報酬0.1238%の低コスト
という点から、FIRE戦略の中でも“地味だけど確かなインカム源”として非常に優秀です。
僕自身、ポートフォリオに最初から組み込んでいる1本として、これからも注目していきます!!
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